2017年2月訪問
広島でお好み焼きを食べる上で外せないのが「みっちゃん」と「麗ちゃん」でしょう。いわずとも知れた超有名店です。
ほかにもいっぱいおいしいところはありますけど、露払い的に訪れておきたい場所です。
そんな超有名店の「麗ちゃん」で今回はお昼ご飯にすることにしました。
「麗ちゃん」といえば創業は昭和32年だそうで戦後の屋台時代から続く老舗中の老舗ですね、すでに半世紀の歴史を刻んでいます!
ちなみに、麗ちゃんには「記憶に残る味覚の追求と継承」がテーマ?でやってきており、味には相当にこだわっています。
いくつかのこだわりが公開されていますのでここにそのいくつかを記しましょう。
「麗ちゃんのこだわり」
1:店内の水はすべて浄水器で浄化された水となっており、水という水はすべて浄水器を通している!
水は基本中の基本ですもんね、ここは重要です!
2:一年中おいしいキャベツを求めて全国を歩き回っている。
季節とともに旬の産地が変わるのは当然ですのでその時に一番おいしいキャベツを探しているうちにこうなったようです(笑)
春は福岡、若松、愛知、岡山、南阿蘇(熊本県の標高700m地点!)初夏からは群馬県の妻恋村(1200m)の高地でできるキャベツを!そして、冬場には広島の江田島の寒玉キャベツを使用するそうです。この寒玉キャベツがぼれえ甘くてうまいそうです。ということは12月の麗ちゃんは別格か?
3:焼き手へのこだわり
お好み焼きの焼き手はみんな麗ちゃんのお好み焼き試験に合格した方々で焼いているそうです。お好み焼きって手際よく焼かないとべちゃべちゃになっちゃったりするんですよね~。これはとても安心ですね!
4:そばは生めんを茹でている
熱い鉄板の上で炒めるそばは、炒めても団子にならないそうです!なんでもこのお好み焼き用に作られた専用麵なんだそうです!
5:生地は4時間以上寝かせている。
お好み焼きの生地は本当に重要ですからね~、このこだわりは大切ですね。家庭でやるとヘニャヘニャの焼き上がりになったりするのですが、ここら辺の違いですかね~、どうやったらモチモチふわふわになるのかな~?
6:塩は伯方の塩を使用している
化学製法の塩ではなく、自然製法で作られた塩を使っているそうです。そりゃそうですよね、すぐ近くの今治に素晴らし塩を作る産地があるんですから!
7:仕上げは広島風お好み焼きの象徴である二つ折りじゃあ!!
やっぱり広島風お好み焼きはこうでなけりゃいけんよ!私などはこの二つ折りのお好み焼きに広島のお好み焼きアイデンティティを感じます!
二度味付けをする昔ながらのスタイルをとっています!
8:焼き手がたくさんいる。
一人が約お好み焼きは5枚までと決めているそうです。だから焼き手が多くいるんですね!丁寧な仕事をしてもらえそうでこれはとても良いことですね!
9:卵はいつも新鮮なものを使用
そりゃそうですよね、代表的な具ですから、こちらは向原農園の卵を使用しているそうです。
10:ソースはカープソースを使用
このカープソース、広島カープの球団とは無関係らしいのです(爆)
なんでも毛利醸造(株)が製造しているカープソースをはじめとするカープ31食品の登録商標だそうです。。。
ちょっと調べてみると、カープソースの登録商標が1960年に取得されているようですね。
んで、広島東洋カープが設立されたのがいつかというと、1950年だそうですので。。。
完全に狙ったなw(個人の感想です)
しかもカープソースのマークが・・・色反転してズレた感じで・・・やっとるなw(一個人の妄想です)
でもこのソース、広島では人気のソースでオタフクソースと同様に完全に市民権を得ている有名ソースです。
そして、これがお好み焼きに合うんだわ~、大好きです!
と、広島駅ASSEの2階に行くともうお好み焼きのいい匂いが、ソースの絡んだ何とも言えないあの香りがふわぁっと漂ってくるではありませんか。
いや~、感無量。
と、胸いっぱいにウマウマイお好み焼きの香りを嗅いでいざ「麗ちゃん」へ。
っと、おお~、もうめちゃめちゃ混んでるじゃないですか、時間は昼を過ぎて3時近くだというのになんという込みよう・・・。行列です。
混んでるわ~、さすが!
並んで待っていると店員さんがメニュー表を手渡してくれた。
ここでその写真を収めるのを忘れてしまった…。
とにかく、1番からズラ~っと各種お好み焼きの種類が書いてあり、トッピングも書いてあるので初めての人でも困ることはないのでご安心を。
それでも、迷ったら⑫番のスペシャルを頼めば間違いありません!
あとは、「そば」か「うどん」かを決めれはOK!
個人的には「そば」一択ですが。
さらにお勧めしたいのがネギトッピングです。
これをトッピングするとしないとではまた美味さが異なるので是非!
席がカウンター席になると、鉄板上で食べるのか、お皿にのせて食べるのかを聞かれます。
慣れてくると鉄板で熱々をハフハフ言いながら食べるのが粋なスタイルだと思えてくるのですが、初めての方はお皿を選択すると良いでしょう。結構みんなお皿で食べてるので普通のことです。
鉄板カウンターに通されると目の前でお好み焼きが焼かれるので丁寧に作られているのが良くわかります。じゅうじゅうととても良い音で焼かれているのでたまりません!
と、ここで、別のお客さんが頼んだカキが鉄板の上に投入されました。
感心したことに、カキが焼けてくると内部の温度まで調理用温度計で測っているではありませんか!さすが焼き手!これならノロウィルスにやられることもなく安心してカキをお好み焼きに入れて食べることもできますね!ナイス気遣い!
さて、早速、自分のところに先ほど頼んだ⑫スペシャル、ネギトッピングが来ました!いや~、これを食べるために並んだのだ!うまそうな香りだこと!
「そば」はちょうどよいパリパリ加減がたまらないんだな~。
しかも不思議とあまり辛くない、それでいてネギの香りがお好みソースの香ばしい香りとマッチしてこれぞ広島風お好み焼きの美味さを作り出すのだ!
あっという間に完食。
豚肉もそばもネギもその他の食材もそれぞれが独立して美味さを放っており、それが多重演奏的に醸し出すのが広島風お好み焼きの真骨頂だと納得のいく仕上がりでした。
ごちそうさまです人
「基本情報」
場所:〒732-0822 広島県広島市南区松原町2-37 広島駅ビル アッセ2F
営業時間:11:00~22:00
定休日:駅ビルのアッセが休みの日
※カード使用OK
※予約不可ですw
「麗ちゃん」↑
食べてもいいダイエットって?その答えは、「ローカロ生活」です。