今回は、北鎌倉駅から「浄智寺」へのアクセス(行き方)を紹介します。
「浄智寺」は、JR北鎌倉駅から約8分で到着です。
浄智寺は、鎌倉幕府第5代執権北条時頼の三男である北条宗政が亡くなった折、その菩提を弔うために1281年頃に創建されました。
当時は中国(宋)からの渡来僧も多く、最盛期には七堂伽藍を備え、塔頭も11寺院に達しました。現存する鐘楼門(しょうろうもん)や本堂の様子などより、「宋風」という当時の中国の様式をうかがうことが出来ます。
本尊の木造三世仏座像は神奈川県の重要文化財に指定されています。また「木造地蔵坐像」(国指定重要文化財)や「木造韋駄天立像」(市指定重要文化財)は鎌倉国宝館におさめられています。
境内は国の史跡に指定され、寺域は源氏山ハイキングコースにある天柱峰まで広がっています。その境地は昭和の初めから文化人に好まれ、映画監督小津安二郎、日本画家小倉遊亀などが暮らしていました。境内の墓所には作家澁澤龍彦など、文人たちが眠っています。
鎌倉五山 第四位 臨済宗円覚寺派 金寶山 浄智寺
鎌倉市山ノ内1402
電話:0467-22-3943
① 北鎌倉駅で下車します。
② 駅を背にして、案内表示板を左折します。
③ 歩道を進みます。*歩道が狭いので気をつけてください。
④ 円覚寺を通り過ぎます。
⑤ 「鉢の木」を通り過ぎ、その先の横断歩道を渡ります。*郵便ポストが目印です。
⑥ 浄智寺の参道を進みます。
⑦ 浄智寺に到着です。