
駅で待ち合わせをする、あるいは、駅を起点にして道案内をする場合、改札や「〇〇口」を指定する場合があります。
JR新宿駅の場合、南口には「南改札」、東南口には「東南改札」、新南口には「新南改札」と。改札を出れば、まごうことなく「外」に出れます。いわゆる「〇〇口」です。
問題は、「東改札」の場合です。
ご存じの通り、JR新宿駅の「東改札」は地下1階にあります。改札を出たら、すぐ地上というわけではありません。「東改札」から、目と鼻の先にミドリ色の階段があり、それを上って向かった先が地上出口です。
① 改札から右方向に進む

② 「東口地下通路」を左に

③ ミドリ色の階段へ。

④ 階段を上って

⑤ 扉の外へ

⑥ 振り返ると、「新宿駅東口」の文字が。

上記の写真の通り、「新宿駅東口交番」とならぶ出入口の頭上には、確かに『新宿駅東口』とあります。が、この交番にむかって左側の通路を進むと、

JR線入口の案内板が。 ⇩

あれ?

ここにも、「新宿駅東口」。 なんということでしょう。2ヶ所あるなんて、きいてない!
この入口から行くと、改札階のどこにでるのか。
中に入ったら、ロッカーを左に行き、

階段を下りて、地下へむかいます。

階段の行き着く先は。⇩
⇩
⇩
!!!

売店のバックヤードのような場所だ。
階段を下りたら、左に。柱の左側の通路の左が、「東改札」

ちなみに階段のあるあたりを、別の角度から見ると。⇩

ミドリ色の階段に比べて、なんと分かりにくいことか。
そして、東口が2ヶ所あるなんて、紛らわしい。
今は、JRの東側と西側をむすぶ「東西自由通路」がありますが、以前、新宿駅の「東改札」側と「西改札」側を行き来するには、メトロ通路を通るルートが主だった気がします。定かではなけれど。
現在のように「東改札」と「西改札」が横並びになる前には、「東改札」と「中央東改札」が並んでいて、売店のバックヤード近くの階段からの「東口」が、まさしく「東口」だったのかもしれない。
それにしても。
ただでさえ、人が多く、「東口」といっても範囲がピンポイントではない上に、「東口」を示す看板が2ヶ所あるなんて。利用の際は、行き違いにならないように、気を付けるに越したことはないですね。