2017年10月
この記事にたどり着いたという事は恐らくはあなたも足の裏がいたくなってしまい、「足底筋膜炎」ではないだろうかと思い色々と調べているうちにここにたどり着いたんだと思います。「足底筋膜炎」は相当につらい疾患で私も相当に苦しんだので同じ経験を持つ方々が疾患の情報を得るのに際して少しでも役に立つような情報が乗せられないだろうかと考えたことからこちらの体験談を記すことにしました。この記事は私自身が「足底腱膜炎」を患い、治療して回復した現在までの経緯を記したいと思います。
「足底筋膜炎」はなんとも良く分からない疾患で症状や原因も個人差があるようですので、あくまでも参考的な記事として読んでいただければ幸いです。
土踏まずに激痛が…。
・足裏が痛くなるまでの経緯
私がこの症状を発したのはちょうど1年ちょっと前の去年の9月でした。
その日は仕事の付き合いのあるお客さんと神社仏閣巡りのウォーキングをしようという事になり、鎌倉から江の島までお寺や神社をお参りしながら徒歩で行くという事をした日でした。普段の運動不足を解消するもくろみもあり、この日は朝8時から夕方18時まで大した休憩も取らずにひたすら歩き続けました。残暑も厳しく、股ズレになり、ヒーヒー言いながら歩き続け、片瀬江ノ島駅に到着したころには都合にして40km以上を歩きました。この日はもうクタクタになり、最後に居酒屋で乾杯してお開きとなりました。
足は棒のようになり、家に帰っても足全体がボワーンとした疲労感でいっぱいでした。その日はそのままシャワーを浴びておとなしく寝ることにしました。
翌日も足の疲労感は取れませんでしたが、アラフォーなのでこんなもんだろう等どと思いながら、あまり気にすることなく日々を過ごしていました。
・なんか足の裏が痛い
ところが…1週間くらいが経過したころに、筋肉痛でもないのにふと、左足の足の裏に痛みがあることに気が付きました。
おや!?なんか足の裏の土踏まずが痛いぞ!?
座った状態から立って歩き始めると一歩歩くたびにズキッ!ズキッ!っと痛むのです。
この時点でようやく足の裏に異変が起きていることに気が付いたのです。
愚かな事にこの時の私は「放っておけば治るだろう」と安易に考え、そのまま放置することにしたのです。
しかし、足の痛みが引くことはなく、かといって何か処置をするでもなく、だましだまし生活を送っていました。
・もう無理!痛くて歩けない!
足は痛いものの、歩き始めさえ我慢すればあとは痛いながらも歩行できる程度であったため、月日は過ぎて、そのまま9か月近くを放置して過ごしていましたが症状は治るどころか、どんどん悪化していきました。そしてついにはしばらく座った後、立ち上がる際には激痛を伴うまでになってしまったのです。こうなると歩くどころではありません…。イタタタタ!となり、完全に片足を引きずりながらビッコを引くようになってしまったのです!
いや~、これはとんでもないことになってしまった…などと思いながらそれでも何とか1ヵ月程度をウーンウーンと泣き言を言いながら過ごしたのでした。まったくもってアホの極みですね。
・ようやく医者へ…。
この頃には、症状を元にどんな疾患なのかをアレコレと調べるようになり、大方の予想として「足底筋膜炎」という疾患なんじゃなかろうかという結論に達していました。現代のネットは凄いですよね、足の裏が痛いと検索するとありとあらゆる足底腱膜炎の情報が出てきます。しかも、こういう治療法が良いだとか、これはタブーだとか色々と出てきます。一部タブーと治療法がかぶっていたりして何が本当に良いのかわからなくなってしまうほどです。
とりあえず、自分の疾患は「足底筋膜炎」だろうという予想を立てて、まずは正攻法として医者の診断を仰ぐことにしました。別の疾患である可能性もあり、ここばかりは外すわけにもいかないので、まず医師の診断を参考にするほうが良いだろうという考え方からです。
プロである医師の診断結果、アドバイスをもとに治療の方針を自分で決めればよかろうというように考えたからです。
かくして、整形外科の医院へ行くこととなったのですが、まずは先ほどから足底筋膜炎だとか足底腱膜炎だとか足底筋膜症だとかというように名前が何種類も出ていることにお気付きだと思います。実はこれどれも殆ど同じ症状、疾患を指しているのだそうです。
では、実際にはどういうものなのかについて記したいと思います。
足底腱膜炎とは
足底腱膜炎、またの名を足底筋膜炎(足底筋膜症、踵骨腱付着部症、踵骨棘症候群とも)といい、踵の骨の近辺から指の骨の根本あたりまでに存在する足底筋膜という組織に損傷が発生し、痛みを伴います。主にかかとの骨の前あたりの部分やその界隈の足裏の足底腱膜という組織が痛くなる疾患です。
どのような症状なのか
症状は主に次のようなものがあります。
・座った後の歩き始めがとにかく痛い。
これは実際に罹患した人じゃないと分からないと思います。座った状態から立ち上がると同時に激痛が走ります。
・歩くとズキッズキッと痛む。
歩き始めると痛さは更に倍増し、痛くて痛くてビッコを引きながら歩くようになってしまいます。脳天に響く痛さというやつですね。こうなると、痛い左足をかばうため、別の関節に無理が行き、今度はそこここが痛くなるという負のスパイラルに…。
・座っていてもツーーーーーー!、ピキーン!とした痛みが走る。
座っていても痛烈な痛みが走ることがしばしばあります。この痛みは、ズキッズキッっというような痛みではなく、ツーーーーーーーーー!ピキーーーーーーーーーーーーン!という細く、鋭く、そして長波的な持続痛なのです。足裏の内部をとがったものでグシィッ!っと押され続けるような痛みでこれもかなり効きます。
・座っていてもジンジンとした痛みがある。
また、同じように座っていてもジーンジーンといった中波的な痺れるような痛みに遭遇することもあります。じんじんと痛むというのはこういう事なのかという事が分かりました(笑)
・寝起きの一歩目が痛い。
朝ふとんから這い出て目覚ましを止めに行くときもズキッと痛むことがあります。ただ、私の場合はこの寝起きの痛みというのはそれほどでもなかったように思います。個人差があるのかもしれませんが、上記に記したように座った後の歩きだし程には痛みませんでした。
・痛みは強い時も弱い時もある。
これは本当によく分からないのですが、一日の中でも痛みが強くなったり、緩んだりという感じで常に一定の痛みがあるというわけでもないのです。ですので、これから歩くというときに最大級の痛みが来ると活動意欲を失いめげます(笑)
逆に痛みが緩い時は気分的にも明るくなります。
・歩いていると痛みが緩んでくる。
これが不思議な事なのですが、痛くても歩いているうちに痛みが緩んでくるんです。なぜかは良く分からないのですが、少しづつ痛みが緩んできて、何とかギリギリ普通に歩けるようになります。
・痛みが緩んでくると走ることもできる。
そして、この痛みが緩んでくると走ることもできます。恐る恐る走ってみると思いのほか普通に走れたりするのでこれもまた不思議です。
・足の裏を指で押すと痛いところがある。
足の裏のどこが痛いのかを確認するために親指で少し押すと頭の奥に響くようなズキーン!とした痛みが走ります(笑)
ただ、このどこが痛いのかを確認することで私の場合は「足底筋膜炎」なのではないだろうかという考えに至りましたのでまだ確認していない方は足裏を押してみて、どこが痛いのかを確認してみると良いと思います。
私の場合は「足底筋膜炎」の教科書通りの場所である足の踵の骨の際当たりが痛かったので判断しやすかったです。
この痛みの場所にも個人差があるそうです。
原因は何か?
肥満や運動不足など原因は諸説あるようですが、主に40~50歳台に多いという事から、私の場合は複合的に「肥満+運動不足+老化現象」だと考えています。普段から運動もしない中年太りのオッサンが張り切って無理をしてウォーキングしてしまいこのような疾患になるという…。
完全に典型的な「年寄りの冷や水」のパターンだという事です( ノД`)シクシク…
気持ちは20年前から時が止まっている若者気分だけに超へこむわ~。
でも20代の時も運動してケガしたし、年齢は関係ないということにしよう!←まったく反省していない
医師の診断は?
と、いう事でほうほうのていで医院に駆け込んだわけです。
実際の診察は以下のように進みました。
・問診
まずは、問診です。
いつ頃からどのような症状が出たのかについてなるべく正確に伝えました。
1:無理して40km歩いてから1週間ほどで痛みが出たこと。
2:座った後に歩き始めると痛いこと
3:10か月ほど放置していたこと
4:足の裏の踵あたりに近いところが痛いこと
・触診
先生は、フムフムと話を聞いていましたが、足を見せてくださいと言われました。痛いのはどのあたりかと聞かれこのあたりですと踵の骨の近くを指さしたところ、「どれ!」と有無を言わさずにグイッ!っと痛いところを押されました!
当然ながら「い、痛いです!」となってしまいました。
「足の腱鞘炎ですね~、とりあえず、レントゲン撮影をしますので診察室の外でお待ちください」
と言われ、
「ハイ(え、そうなの!?ソクテイケンマクエンじゃないの???)」
と、思いながら席を立って外に出ようとした瞬間、看護師に症状を伝えるお医者さんの声が聞こえました
「左足、足底腱膜炎」
この時私は心の中で「…(よっしゃ!)」とガッツポーズをしました、予想が当たっていたのが嬉しかったのです←あほ
・レントゲン撮影
それから次にはレントゲン撮影は足の甲を真上から写したものと真横から映したもの、そして斜め上から撮影しました。
そしてレントゲン撮影が終わると再び診察室に呼ばれました。
・診断結果と薬の処方
撮影したレントゲン写真を元に説明が始まります。
私の場合は特に骨格に問題はないのですが、足のアーチが年齢の割にはつぶれているとの事でした。
こういったことが原因になっているのだそうです。
で、今日は注射を一本打ちますと告げられました。
この瞬間私の顔は曇りました…。
何といっても注射が大の苦手だったからです(^^;
「え、注射ですか…。」
というと、お医者さんは察したらしく
「あ、じゃあ、注射はやめましょう、中止、注射は無し」
とカルテにビーっと横線を引きました(笑)
それをはたで見ていた看護師の方も「クスクスw( *´艸`)」となっているじゃないですかっ!
そんなに恥ずかしいこと?(・ω・`;)≡(;´・ω・)キョロキョロ
更に「痛み止めに効く薬を出しておきます」と言われたので…。
「それ飲めば早く治りますか?」と聞いたところ。
「いえ、直接に効いて治るものではありませんよ、じゃあ痛み止めも中止!無ーし!」
と、なり結局は塗り薬(アデフロニックゲル1%)を出してもらうことになりました。
融通の利く先生でよかった~(^^;
医師から示された治療法とは?
注射を回避し、飲み薬も回避してホッとしている私に先生はこのように治療の方法を伝えてきました。
1:週に1~2回、医院にある電気針の医療器具(マックスカイネ)でリハビリをすること
このマックスカイネという医療機器は電気針と呼ばれる処置を受けるための機器の呼び名のようです。電気針といっても本物の針を刺すのではなく、電気の刺激がチクチクとすることが電気針といわれるゆえんのようです。これはとても気持ち良いので気に入りました。
寝台の上にうつ伏せで寝転がり足裏に吸盤のようなものを多数取り付けられ、徐々に電気を流し始め、自分の中でちょうど良いと思う強さのところで設定してもらいます。15分間が1回の処置の所要時間でした。
受けている時の感想としては、電気の刺激により、足裏がピクッピクッっとなったり、ビーッと電気刺激が当てられたりするもので最初のうちは怖かったのでかなり弱めに設定してもらっていたのですが、徐々に強めにしてもらうようになりました。
最終的にはかなり強めの刺激を求めるようになりました(笑)
イタ気持ちい感じにはまりました(^^♪
2:足のグーパーグーパー運動をすること、一日中できる時にやること
これは、一日中いつでもどこでもできる体操です。
単に足の指をグーパーするだけのことです。
靴を履いたままでもできるため、とにかくしょっちゅう意識してやるように言われました。
3:体重を増やさないこと
足に負担がかかるので当然ですね。
自重します…。
【最重要】塗り薬をつけて足の裏をよぉ~くストレッチすること
塗り薬をつけてのストレッチを徹底するように話をされました。
足の踵から足の前方に向けてズズイーッと伸すような感じでグイグイグリグリとやるようにと言われました。
話をされるというよりも「伝授する!」という感じでした。
とにかく治療の秘訣はこれだというような感じでとても情熱的に話をされました。
少し痛いくらいがちょうど良くて一日に何回もすることが肝要だと教わりました。
決して1~2回ではダメだと・・・少なくとも5回は延々と頑張ってやるように伝えられました。
かなり熱の入った伝え方で印象的でした。
私の聞きたかったどうすれば治るのかという答えがここで聞けたわけです。
お医者さんの確信めいた治療方法の伝授により、私もよし、信じてやってみようという気持ちになりました。
半月たった頃にもう一度来るよう言われ、その日は整形外科を後にしました。
日常での自己治療とリハビリ
さて、足底腱膜炎の治療法を医者より伝授された私は早速毎日のように足の裏の痛いところをマッサージするようにしました(`・ω・´)
また、週に1回以上の通院によるマックスカイネでの電気針治療も行いました(`・ω・´)
あとは足の指のグーパー運動ですが…これがなかなか続きませんでした(´・ω・`)
というか、1週間くらいで途中から完全にやらなくなっていましたね(^^;
まあ、ともかく、お医者さんのいう肝は足裏マッサージですからこれだけは努めてやるようにしました。
1回目:朝起きてまずグリグリ…。
2回目:次に会社についてまたグリグリ…。
3回目:お昼休みにグリグリ…。
4回目:帰宅してお風呂あがりにグリグリ…。
5回目:寝る前にグリグリ…。
とにかく痛いところを中心にグリグリやるわけですから頭の髄に響くような痛みが結構ツラかったです。
しかし、私の場合はこれもグリグリとやり続けている最中にあまり痛くなくなってくるので不思議です。
正直なところ悪化したらどうしよう…と思っていたのでおっかなびっくりであったわけです。
これを来る日も来る日も続けていました。
グリグリやっても歩く際にはやっぱり痛いし、座って立ち上がった際にもやっぱり相変わらず痛かったのです。
このように毎日グリグリと足裏の痛いところをマッサージする日が続き、2週間ほどたったころに歩いているとふと気が付きました。
「あれ!?今、足裏があまり痛くない?」(;・∀・)
「おお!?今はあまり痛くないぞ!?」(=゚ω゚)ノ
「やったー!」(゚∀゚)
と、なったのです!!!
普通に歩けるこの感覚!
感動的~!
ところが、少し歩き続けて座ったりするとやはりまた痛くなってしまうのでした…。
ああ…やっぱりこれで治るほど簡単にはいかないか…。
と少し残念な気分になりましたが、以前ほどの痛みにはならず、当初に比べて6割程度に落ち着いてきている感じです!
私はとてもうれしくなり、早速、整形外科の診察を再度受けに行きました。
先生にも6割程度まで痛みが減じてきたことを伝えると、「え?ほんと?」という感じの反応があり、予想より経過が良いことが分かりました。
10か月も放っておいたので長期戦になるのは覚悟の上だったそうで、改善が見られずに悪化するようであれば我慢してもらい注射を打つことを考えていたそうです。思ったよりも予後が良いそうです。
「よしよし、効いてるよ、この調子で粘ろう!」
「とにかく、足裏のグイグイグリグリ、これが何にもましてキモなので続けてください!」
と、心強い言葉をもらい、毎日グリグリを続けようと思うようになりました。
そしてその後も毎日のようにグリグリと揉んでいると少しづつ痛みが取れて痛みが薄まっていきました。
ついには、痛いところを意識的に押さない限りは痛くない状態にまでなってきました。
こうなると歩行で困ることはほとんどなくなってきました。
現在においてはほとんどグイグイとマッサージすることもなくなり、通常通りの生活ができています。
たまに思い出したようにやったりしますが、もうほとんどすることもないです。
回復する上で何が良かったのか
思い返せばもっと早く整形外科に行くべきでした。
専門家である医師の意見をアレコレと聞きに行くだけでも早期に回復できたのではないかと悔やまれます。
このブログを読んでくださった皆さんには伝えたい。
早めに整形外科を訪れて、正確な診断を得て、治療のアドバイスを受けながら日々のリハビリを自分で積極的にすると良いと思います。
納得できる医者に出会えなければ他を色々と回って専門家の意見を集約すれば良いのです。
自分が納得できる治療方針が見つからなければ注射を断った私のように暗に断ればよいのです。
せっかく税金を納めているわけですから、専門家を使い倒すくらいの意気込みで医者にかかればよいと思います。
現在はインターネットも普及しているので事前にある程度は疾患の予想もできるし、そうすればおのずとお医者さん自身もしっかりした人物なのかどうかという事もわかってくるのではないかと思います。
症状を放置していた分際でいえる事ではないのかもしれませんが…。
一番重要なのは医者任せにしないことだと思います。
医者が言う「こういう自己リハビリをすると治癒が早いよ」という言葉を捕らえてひたすら粛々とリハビリケアを実践するのが良いと思います。
治癒までのロードマップを示してくれる医者を探すのが最重要かもしれません。
医者の処置や薬は治るまでの橋渡しはしてくれますが治癒させるのは自分です。
最終的に自分の体を直すのは医者でも薬でもなく自分の治癒力なのですから。
日々のケア
先にも述べましたが、わたしの場合は、足底腱膜炎になってしまったのは知らず知らずのうちに体が老化していることが大きな原因の一つだと思います。歳を重ねるとあちこちにガタが来るというのはいつの世でも何にでも当てはまる事柄のようですね。
私はというと自分に老化現象が来るなんて想像もしませんでしたが、最近はかなりの頻度で老化しているな~、と思わされることが増えてきました。関節などは昔のように滑らかに動かなくなってきているようにも感じます。
こういった細かい事が積み重なって今回のような症状となってある日突然に傷病となって現れるんだろうなとも思いました。
実際、体の柔軟性は年とともに失われているという実感は残念ながらあります。
ここで奮起して激しいスポーツに打って出て、若いころのように飛び回れるように基礎体力を…などと考えてしまうとまた何かやらかしかねないなと思い、体をガチガチに鍛えるという方面には考えを向けないようにしました。
医師の話によると体重も足裏に負荷をかける大きな要因だそうですので一日に必要なカロリーよりも摂取カロリーを少しだけ減らすという方法で地味にダイエットしています。
少なくとも今の私は体を鍛えて良くするという事から、いたわって良くするへと考えが変わりました。
若いころは鍛えれば強くなったのかもしれませんが、これからはいたわって良い状態へ持っていきその状態をうまく保つほうが良さそうだと考えるようになっています。