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写真付き!誰でもわかる!自転車のパンク修理のやり方

自転車がパンクした(T0T)

ままあることです。
でも、普段からパンクの修理なんてしていないからやり方なんか分からないよ、という方のために、今回、自分の自転車がパンクしたのでこの際に実際に修理しながら写真を織り混ぜて説明してみようと思います。
パンク修理に使用するのは、オーソドックスなパンク修理セットです。
ただし、タイヤはずしにはミニバールを併用します。 

今回の作業について

今回の作業は、後輪のタイヤに開いた穴をパッドでふさいで元に戻すというオーソドックスな方法をとりたいと思います。
ちなみに、パンク修理に使う自転車は電動アシストつき自転車のママチャリです。
ママチャリなのでスタンドを立てて修理しますが、マウンテンバイクなどで後輪をスタンドで浮かして駐車するのではないタイプの自転車については、地面の上でタオルなどを敷いて自転車本体の上下をひっくり返すなどしてタイヤが手で回るようにして作業しやすい状態を確保してください。

必要な道具

パンク修理をするために最低限必要な道具を確認します。

ペン

パンクしている箇所にマークをつけます。
白い色の方が見やすくて良いです。

濡れたチューブなどを拭くために使用します。

サンドペーパー(紙ヤスリ、水ヤスリ)

これは、チューブの表面を荒らして糊のくっつきを良くします。

ゴム用のボンド

ゴムパットをチューブに張り付ける際に密着を強固にするために使用するものです。

ミニバール

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市販のパンク修理セットにはタイヤをはずす際に使用するもの(写真内の赤黄色のもの)が入っていますが、軽量化を図ったためか、プラスチックのような材質で出来ているものもあり、道具に慣れない人には使用しにくいのが実際のところです。
写真のようなミニバールの方が使い易いと思います(^^)v
余裕のある方はミニバールを用意すると良いでしょう。

パッド

空気入れ

水の入ったバケツ

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これは、空気の抜けている穴を見つける為に使用します。タイヤチューブを水の中にくぐらせていくと穴からプクプクと泡が出てくるので穴が開いた場所を特定しやすくなります。

パンク修理の開始

では、早速、パンク修理を始めます。

その際に作業しやすいようにジャマなものは作業半径1.5m内には置かないようにしましょう(これ大事)
ゴチャゴチャしていると、ぶつけた、倒れた、転がった(壊れた)の(勝手に名付けた)通称BTK2障害にあいます。

次に、自分のポケットに入っているものは取り出してまとめて別のところに置いておきましょう(これもかなり大事)
パンク修理を行うには立ったりしゃがんだり座ったりする(勝手に名付けた)通称TSS動作が多くなります。この時にポケットに物が入っていると、それだけで動きにくくなります。さらに、ムリに動いているとポケットの中の物が破損したり自分の太腿に挟まったり、刺さったりして自損したりします。

ですので、身軽になる事をオススメします。
では、次から実際の作業に移ります。

空気を抜く

まずは、空気を抜きます。
空気を抜くには、バルブを緩めて虫ゴムの間から空気を抜きます。

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バルブをはずす

次に、バルブを外します。
バルブはチューブに付いている物で、空気を入れる際に空気入れが取り付くところです。
普段はグラグラしないように車輪の枠の部分にナットで締め付けてあります。

締め付けてある状態だと後々チューブが外れないのでここで、外しておきます。

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タイヤをはずす

次にタイヤをリムからはずします。

タイヤは車輪の枠にはまっており、パンクしているチューブはこのタイヤの中に入っているため、まずは、チューブが入っているタイヤを車輪の枠からはずし、そこからチューブを引きずり出す必要があります。

タイヤをはずすには、まず、タイヤと車輪の枠(リム)にタイヤはずし工具を突っ込んで、テコの原理でぐいっと隙間を作ります。
そのまま車輪の細い棒(スポーク)に引っ掛けます。

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次に、少し離したところにミニバールを突っ込んで同じようにぐいっとめくります。

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すると、バクンっといって少し外れます。
後はそのまま、ズリーッと滑らしながら一周させれば意外と簡単に外れます。
片側だけズリーッとすれば良いです(^^)d

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!注意事項!
ミニバールを使用している場合は、この際に中のゴムチューブを傷つけないように気を付けてください。
不安な場合は、ミニバールで作った隙間にプラスチックのタイヤはずしを入れて、それを使用してズリーッとはずしてください(^^)d

チューブを引き出す

次にパカパカになったタイヤと車輪の枠(リム)の中にあるチューブを引きずり出します。
まずは、バルブを車輪の枠から抜きます。

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そのまま、ズリーッとチューブを抜き出します。

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こんな形でダルンダルンに引き出します。

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!注意事項!
この時にもチューブを傷付けないようにしましょう(^^)

空気漏れの箇所を特定する

タイヤチューブが出たら、これに空気を入れて水の入ったバケツにくぐらせていきます。

まずは、先ほど外したバルブを取り付けます。

虫ゴムをはめて。

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袋ナットで締め付けます。

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これで、空気入れを取り付けられるようになり、空気が入れられるようになりました。

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早速、シュコンシュコンと空気をいれます。

すると、チューブは膨れるわけですが、パンクしているわけですから、どこからか空気が抜けているハズです。
ただし、よっぽど大きな穴が開いていない限りは、空気が空いている箇所を特定るするのは容易なことではありません。

そこで、水の入ったバケツの登場です。

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この水の中にくぐらせれば空気が泡となって漏れてくるのでイヤでも空気の抜けている箇所が分かります。

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これで、空気が漏れている箇所が特定できました(^^)d
次に、水から上げて空気漏れの箇所にペンなどで印をつけておきます。
ペンは白系統の色のものの方が見やすいと思います。
今回は、ボールペンで代用しました。

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布などで水気も拭いておきます。

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パッドを張り付ける

次に穴の開いた箇所を埋めるべくパッドを貼ります。
穴をふさいで保護すると共に穴がこれ以上拡がらないようにします。

まず、サンドペーパーでチューブの表面を荒らします。

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次に張り付けるゴムパッドの大きさを確認します。

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次にゴム用のボンドを用意します。

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このボンドをパッドの大きさよりも少し大きめに塗り広げます。

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このまま2~3分程度乾かします。
表面が乾いてきたら、パッドを貼ります。

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パッドの銀色のシートを剥がすとゴムの張り付ける面が出てきます。

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この面をチューブに塗ったゴムボンドに張り付けます(もちろんパンク穴をふさぎます)

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ペタッと張り付けたらグシグシとなで付けます。
タイヤはずし等を道具として使用すると良いです。

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するとこのように、チューブとゴムパッドが一体となって密着します。

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後は、透明フィルムを剥がすと完了です。

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チューブとゴムパッドが一体となっていますね

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念のため、水にくぐらせて、空気漏れがないか、他に穴が開いているところがないかを確認します。

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水の中に入れてみると…。

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大丈夫そうですね(^^)d
他にも空気漏れがないか、念のため、ぐるりと一周させれば間違いありません(^^)v

チューブを戻す

さて、チューブに開いた穴をふさいだので、次はもとに戻す作業が必要になります。

まずは、先ほどのようにバルブを緩めて空気を抜きます。

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次に、タイヤの内側に釘や画鋲のような尖ったもの、チューブを傷付けかねないような物は無いか、グルリとタイヤを一周させて確認します。
ここで、問題ないことを確認しておかないと、すぐにパンクしたりします。
実際に手で良く確認しておきましょう。

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次に、バルブの部分を車輪の穴に通して出します。

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チューブにナットを付けます。

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続いてチューブをタイヤの中にカポカポと全部入れていきます。

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一通りチューブをタイヤに入れ終わりました!

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タイヤを車輪の枠にはめ込む

チューブをタイヤに入れたら次はタイヤを車輪の枠にはめ込みます。
まず、タイヤはずしに使用したものを車輪の枠に突っ込んでグイッと入れます。

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このままだとはまらないので、続いて2本目のタイヤはずしを突っ込んで同じようにグイッと入れます。
すると、バクンっと一部分がはまります。

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はずした時の逆の流れですね。
続けてギューっとタイヤはずしを滑らせてタイヤをはめていきます。

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そして、最後はタイヤはずしをしっかりと突っ込んでテコの原理でバクンとはめます。
これもはずした時と逆の順序ですね。

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これで、一通りの作業が終わりました!

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空気を入れる

ここまで来れば、後は、空気入れでエアーを入れるだけです。

まずは、虫ゴムを差し込みます。

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次に、袋ナットを取り付けます。

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最後に空気を入れて修理完了です!

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お疲れさまでした!

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