それは病院帰りでバス停に向かっている時のことでした。
いつもよりちょっと歩いて違うバス停に向かっていた時のことです。
見るとブラックボードに「牛タンシチュー500円」の文字が。
牛タンは名産品なだけにどんな加工をしても1000円はするんです。
それがたったの500円なんて信じられません。
実は牛タンシチューっぽいやつだったり、量がすごく少なかったり、ご飯がついてこないんじゃないの?とか、疑ってしまいます。
落ち着いて時間の取れた日に入店を試みました。
表のブラックボード。
お店の場所はこの看板がある広瀬通りの角にあるセブンイレブンのとなりのビルです。
通り過ぎてしまいそうな感じなのでよく注意してみてください。
お店は地下にありました。
地下なので窓がなくちょっと薄暗いです。
入り口を入るとすぐカウンター席があります。
少し入ると柵で区切られた個室があります。
私たちはそこに座りました。
入店時間が大体13時。
私たちの他にサラリーマンのお客さんが1組。
あまり混みあっていないようなので穴場のお店なのかもしれません。
席についておしぼりとお冷が出されます。
早速注文。
一緒に来てくれた人はお肉が食べられないそうなのでこちら。
サバの味噌煮定食 650円(税込み)
ふたがかぶせてありますね。
なんか、温泉旅館で出てくる料理みたいです。
ふたをあけると・・・・・
あ、すごく味噌が照っていて美味しそうです。
少し熱気も感じました。
きっと作り立てなんですね。
ほかほかのご飯と温かい味噌汁も嬉しいじゃないですか。
そして、見てください。
サバ!!!
サバの出汁が出ている味噌のだいだい色が美味しそうじゃないですか。
箸を入れるところを凝視するとすっと崩れました。
煮込まれている証拠ですね。
すごく柔らかいです。
もう、ほとんど噛んでいないように見えました。
でも、丸呑みでもないんです。
ご飯とサバをリズミカルに食べていましたね。
味付けが程よい証拠ですね。
私はこちら。
牛タンシチュー 500円(税込み)
私の料理にもふたがしてありますよ。
すっごい丁寧ですね。
だから懐石料理かっつーの!!!
ふたをあけて御開帳します。
ふた開けて気づきました。
私のにはサラダもついてるんですね。
その分味噌汁がないのか・・・
まぁ、シチューだし当然と言えば当然だよね。
さて、お目当ての牛タンシチューです
シチューというより牛タンの匂いの方が強いです。
牛タンって独特のくせと甘い匂いがあるんですね。
ふたを開けた途端そのくせと甘みが充満します。
これはよく煮込まれた証拠ですね。
そそられる食欲に私の目は牛タンシチューから離れなくなっています。
スプーンをいれると、ありました。
牛タンです。
口に入れるとほどけていきます。
それと同時にうま味もあふれ出てきました。
ほとんど噛むことがない牛タンはよほど煮込まれたようでふかふかなうえにほろほろになっていきます。
シチューの方も牛タンのうま味がしみ出していてすごく美味しいです。
付いてきたご飯にシチューをかけてかきこみます。
シチューはパンという人もいますがいえ、ご飯も美味しいんです。
特に牛タンシチューはお肉のエキスが出てますから。
これはご飯ですね。
すごく美味しかったです。
ありがとうございました。ごちそうさまでした。
詳細情報
店名:酒菜割烹きくち
住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-1-1 仙台セントラルビル B1F
電話番号:022-395-4976
営業時間:ランチ 11:30~14:00(L.O.13:30、ドリンクL.O.14:00)
ディナー 17:30~24:00(L.O.21:30、ドリンクL.O.23:30)
駐車場:無
定休日:不定休