2017年2月訪問
と、中に入ってみると、結構な人で満席に近い状態でした!
調べてみるとこの地元で20年近く営業しているお店とのことでかなり地元に愛されているのが分かります。
ここ、めちゃめちゃ繁盛しているお店なんだと思います。
穴子が人気メニューのようですが、「瀬戸田商店街(しまなみ商店街)」でアレコレ買い食いをしてしまった為に、ちょっと抑え気味で「茶そば(580円)」と「タコ唐揚げ(680円)」と「揚げ出し豆腐(380円)」を注文しました⬅あまり抑えてない。
茶そば↓
まずは、先に来たタコ唐揚げから。
お、さすがは、タコの名産地域だ!タコの味がしっかりと分かりウマ~(^o^)
また、歯応えがたまらんね!タウリンたっぷりで栄養補給だー。
ついでに嫁が注文した、揚げ出し豆腐もつまむと、おお~、出汁がしっかりしていてうまーい!!上手な味付けだな~(^o^)
次は茶そば、ここら辺ではうずらの卵を入れるのかな?
うずらの卵を立てる穴が薬味皿に一体となっている。
では、と、薬味を全部入れて、と、ズバッズバッっと茶そばをいただきました。そばのタレは、少し甘めでこれがまた良い。九州の甘い味付けに少し似ていてハマった❗ソバはタレだよね~、などと言いながらあっという間に食べてしまった…。
抑えるつもりだったけど結構食べちゃったな。
こちらのお店は味が良い‼
地元の方々もお昼は大勢こられるので人気なんだろうなー。
お値段も決して高くないので味よし、値段よしでオススメです👍
次来たら絶対に穴子を食べるぞー🍴
ちなみにこちらのご主人は自慢の穴子料理の穴子が地元の漁師さんの不漁で困っていた時に、それならと自ら穴子を釣りに行ったそうです。。。
そしたらなんと、大漁だったそうですw
行動力といい運といい凄いですねw
とはいうものの、穴子は常に入っているわけではないそうです。
穴子のしゃぶしゃぶとなれば当日の予約は難しいようで、2・3日前には予約を入れた方が良さそうです。
まあ、1週間前に予約を入れれば問題ないようですので参考にしてください。
あ~、あなご丼も食べたかったな~。
瀬戸内海では穴子が有名だったとは。。。自分の素養のなさに凹みました( ノД`)シクシク…
なんだか気になったので調べてみると、瀬戸内海では古くから漁業の産物としてアナゴがあり、いわゆるマアナゴというやつがその主流だそうです。
瀬戸内海ではその漁獲高が多いことから水産上重要種に位置付けられているそうです。
基本的に暖かい気候にいるそうで、北海道より南の海域で生息しているんだとか。生息する場所は浅い砂地の海底で昼間は砂泥に潜ってい基礎ひそめており、夜になると活動時始めるそうです。夜行性なんですね~。食性は肉食系でありとあらゆる小物を食べるんですって。タコ、カニ、貝、ゴカイなどなどだそうです。
でも貝ってどうやって食べるんだろうか。。。
今一つウナギとアナゴの違いが分かっていないのでこの際に色々と調べてみると、実際かなり似通っているそうです。
元としてはウナギ目に入るそうで、その下にウナギ亜目・ウツボ亜目・アナゴ亜目と別れているそうです。そういえばウツボも似てますね。
アナゴはウナギと見た目も似ている気がしますが、マアナゴは上あごが出ているのに対してウナギは下あごが出ているそうです。目の大きさも異なっているようで、マアナゴは目が大きく、ウナギは目が小さいそうです。
尾びれの形状もかなり異なっており、マアナゴはとがっているのに対してウナギは丸くなっているそうです。また、見た目も結構違っているようで、マアナゴは白い斑点が体にあり、ウナギにはないそうです。
うーん、とはいうもののやっぱり似ているような。。。
しかし、このアナゴもその生態は色々と謎に包まれているようでよくわかっていないそうです。まず、仔魚が春に沿岸域に「現れる」そうで、それが変態すると甲殻類などを食べるようになるんだそうです。なんでも南の方の海から黒潮に乗って日本にたどり着くらしく、なんだかマリアナ海溝近辺からくるウナギに似ているところがありますね。
基本的には完全にウナギ系なんですね~。
ちなみにこれらの稚魚はレプトケファルスというんだそうです。
なんか、恐竜の名前みたいでかっこいいですね。
でも実際のアナゴのレプトケファルスは体長は5cmくらいだそうで、これが変態してアナゴに化けるそうです。
ちなみにマアナゴの稚魚であるレプトケファルスは食用としても用いられるんだそうで、高知県では「のれそれ」という名前の料理として生きたまま酢、しょうゆ、みりんを1杯ずつ合わせた調味料である三杯酢にくぐらせ踊り食いにするそうです。。。うーん、ちょっと怖いな。
いずれにしても、産卵場や初期生態については、未だに分かっていないんだそうな。
かの有名な哲学者のアリストテレスですら「ウナギは砂泥から自然発生する」と言っていたそうですし。。。
まあ、科学技術が発達していないと産卵場所などを突き止めるのはほとんど不可能ですよね~。
しかも仔魚の状態から変態するあたりは更に不思議な様相を呈するそうで、変態が始まると体調が短くなるそうです。しかも仔魚の状態ではペラペラの薄い体つきだったものからアナゴのあの丸い胴体に変化していくそうです。
体がペラペラなのは海流に乗るための形態なのではないかと言われているんだとか。
更にさらに、なんでも水温が高くなってくると変態のきっかけになるんだそうで、水温をコントロールすことで成長をある程度遅らせることが可能だそうです。ほほ~。
調べてみるとなかなか面白いですね!
ちなみにアナゴといえば江戸前が有名ですが、漁獲高から見てみると。。。
瀬戸内海のアナゴは東京の約2倍になるそうで全国でも圧倒的な漁獲高を誇っていて全国の漁獲高の半分に迫る勢いなんですって!
しまったな~、三原から船で来たせいか完全にタコのイメージばっかりだったなー。
それにしても「お食事処 かねよし」の情報を記しているうちに気が付いたらアナゴの生態についてのブログになってしまった。。。
アナゴについての情報はこちら↓をご参照くださいw
WIKI→アナゴ - Wikipedia
「基本情報」
店名:お食事処 かねよし
住所:広島県尾道市瀬戸田町沢209-27
電話:0845-27-0405
定休日:水曜日
開店時間:昼 11:30 - 18:00/夜 17:00 - 21:30
イチオシ料理:アナゴ料理
地図↓
「かねよし」さんのホームページ↓