ついにこの日がやって来てしまいました…。
そう、「卒業検定試験」を受ける日です。
最後の難関
この1ヶ月あまりにわたって教習を受けてきた最後の関門にして最大の難関…(`ω´)ヒュルル~…。
「卒検」です(;`ω´)
一発で難関を突破し、合格するための作戦は既に練っててありますが、それでも前日の夜は全く寝られませんでしたよ( ̄▽ ̄;)
寝ても直ぐに一本橋滑落の悪夢が我をつつき起こします(悪夢)σ)゚Д゚;)
寝なきゃと思えば思うほど目が覚めるという…(T0T)
そして、チュンチュンという鳥の声と共に朝を迎え、朝御飯も食べず、暗い気分で教習所に向かうのでした。
検定試験は朝の9時からですが、8時過ぎにはついてしまいました…(^^;
難関の突破作戦について
本日の作戦は何がなんでもこの難関の検定試験を「一発で合格」することです。
上手下手、出来の良し悪しはセンスも関係するので、いかんともしがたいところがあるのは事実です。
練習時間に制限のある教習所での練習ですから、そこは差が出ても仕方ありません。
そこは仕方がないとして、センスがなくても確実に合格点をとって、一発で試験中止となる要因を確実に握りつぶす事が結果としてセンスに左右されることなく、合格する上で重要になります。
ですのでまずは、「遅刻」という要因を潰しました。
また、トイレに行き、試験中に集中できなくなるという「ノイズ」も除去しました!
これでリスクが2つ減りました( ̄ー ̄)
また、どんな減点方式の試験でも必勝法は同じです。練習時間が思いのままとれるのであれば、話は別ですが、そうでない場合の策は決まっています。
そう、限定された練習時間で合格する秘訣は、満点を取りに行かないことです。
検定試験は70点以上で合格です。
確実に70点以上を取りに行く事が重要です。
ただし、このバイクの卒業検定試験はとんでもない減点要因があります。
そう、転倒(立ちゴケ含む)、一本橋から落ちる、パイロンにあたる、白線を逸脱する、際どいタイミングで右折し対向車にブレーキを踏まれる、等々があります。これらは、一発でマイナス100点となり、その場で即、検定試験中止となります。
つまり、一発アウト!ι(`ロ´)ノ
恐ろしすぎる…。
スタート地点でバイクに乗るときにバランスを崩して、あらら~と立ちゴケしてもその場で検定試験中止、そして終了です(;`ω´)
血も涙もありません(´;ω;`)
ですので、これらの即死要因は絶対に避けなければなりません。
そこで、それぞれに対して下記のような対策を講じることにしました!
立ちゴケ対策
立ちゴケは不要な角度でバイクを傾けると起こりますので、バイクに乗る際はバイクを不用意に傾け過ぎないように注意してまたがるようにします。
一本橋からの落下防止対策
これは、先程の話に繋がりますが、とにかく落ちたらその場で試験中止となりますので「落ちない事が最重要」です。
落ちる原因はバイクのバランスが崩れる事により、まっすぐのラインから逸脱することが主な原因です。
よって、バランスが取れるようにスピードを上げることでまずは確実にバランスを取りに行きます。
秒数はスピードによりバランスを確保した後でブレーキ操作により安全圏内で稼ぐことにします。
ですので7秒以上で渡ることが求められるという課題は最初から捨てます(^^;
5秒台でも良いので無事に渡ることを第一にします。
5秒台は減点にはなりますが、試験中止にはならないからです。
これで、相当リスクが減じたはずです。
スラロームでのパイロン接触、コースアウト対策
スラロームでは一本橋とは逆に8秒以内で通過することが求められますが、これも捨てます( ̄▽ ̄;)
2速でアクセルを回さずにクラッチを繋いだまま普通にゆっくりとウネウネ通過すると9秒台で通過できます。
これで、良しとします(^^)d
一発アウトの最大の要因は後半の2つだと思いますので、これを徹底すれば合格の確率は相当上がります。
一本橋とスラロームでそれぞれ2秒、計4秒減点されても5点×4秒で20点のマイナスです。
これでも80点をキープしていますので、後はしっかりとコースを法規にしたがって走ればイヤでも合格します。
他のポイント
S字、クランク対策
下半身のニーグリップで車体を鬼ホールドし、視線は出口を捉え続ける!
でも上半身は自由にしてね。
急制動対策
停止位置のパイロンは絶対に踏み越えてはいけない(即死要因)ので、ブレーキスタートのパイロンに来たら早めにスピードを落とし、とろとろスピードで停止パイロン直前でピタリと止める。
心理的対策
実はこれが、結構重要です。
それは、「欲を出さない事」です。
普段と同じように乗ることが大事なのですが、変に意気込んでしまい、一本橋で長くとどまってやろうとか、華麗にスラロームを走ろうとか、超ギリギリで急制動かけようとか、とかとかです( ̄▽ ̄;)
これらはリスクこそ増えますが、何の加点要因にもなりません(^^;
ですので、欲を出さずに粛々と処理することがとても重要です。
以上です!("`д´)ゞ
このように、卒業検定試験とは即死要因があちこちにあり、極度の緊張を強いられるタフな試験なのです(;・ω・)
落ちた場合はどうなるのか
検定試験を落ちてしまったときは、追加の補講を受ける必要があります。
追加補講を受けてからでないと再度卒業検定試験は受けられません。
まあ、追加補講を受けて検定試験を受け直せば良いだけなので、落ちたところで問題ありませんが(^^;
やはり落ちたくはないので緊張します(>_<)