今回は、趣向が変わって、オートマチック車輌の体験になります。
第1段階で残すところは、今回と次回の第1段階の「みきわめ」ということになりました。
第1段階も終盤です。
習ったこと
今回は、AT(オートマチックトランスミッション)車輌の体験乗車となります。
乗車するAT車輌は、ビックスクーターになります。
名前の通り、大きなスクーターです。
このビックスクーターで各課題コースを回ってみることとなります。
免許はMT(マニュアルトランスミッション)ですが、オートマも乗れる免許になりますので一応取り扱い方は学ぶことになります。
AT車輌(ビックスクーター)の特徴
まず、車輌の説明から入ります。
実際に車輌の横に立ってみると、とんでもない大きさです。
思わず、これに乗るんですか?と、聞いてしまったくらいです(^^;
まずは、またがってみてください、と、言われまたがったのですが、まあ、足つきの悪いこと!
座席は低めになっているのですが、幅があるために両足とも爪先くらいしかつきません(T0T)
ビックスクーターは、体を固定する方法が少ないため、足で踏ん張る必要があるのですが、何とも固定しにくいですね(´・ω・`)
座席の後ろが少し上がっているので、走り始めたらここに体を押し当てるようにして固定するようにします。
他には、足の内腿の部分で車体にグっと当てるくらいしか車体と接する方法が無さそうです。
また、車体を傾けすぎると早々にマフラーなどに地面が擦れてしまいますので、傾けすぎ注意との事でした。
後は、スクーターの場合、左手レバーはクラッチはないのでブレーキになります。
車体はタイヤの前後距離が長いため、曲がりに弱いのが特徴なんだそうです。
メリット
このビックスクーターのメリットは、高速などでの運転が少し楽で、風避けのフードがついているので、その点が1つのメリットになるとの事です。
また、積載量が多いため、荷物が多目に積める事もメリットであるとの事でした。
デメリット
デメリットは先ほども記しましたが、機動性に劣るというところです。
ニーグリップで車体にしがみつけないので、車体のコントロールがしにくく、車輌と体が一体になりにくいです。
一体になりにくい上に、前後輪の距離があるために輪をかけてカーブが得意ではないというところがデメリットとなります。
慣らし運転
と、いうように、一通りの説明が終わったところで、早速コースを走ってみましょうということになりました。
まずは、コースを1周、2周と回ります。
続いて低速走行に移ります。
低速走行に問題が無さそうだというようになると、次は大きめのS字を走行します。
大きめのS字も問題は無さそうだということになると慣らし運転は終了し、8の字走行に移行します。
8の字
ビックスクーターでの8の字走行は、正直なところ少しナメておりました(^^;
何せ車体が大きいので、原付のように、簡単にいうことは聞いてくれません。
体でヨイショ(`ω´)と曲げようとしても質量の関係で人間の体重など屁なのでバイクは全く曲がりません(´・ω・`)
早い話、体で曲げようとすると、反作用で自分が反対の方向に対して押し出されるという…。
ですので、曲がって行く先を見据えて、外側の足の膝をクイッと入れるようにします。
すると、体も曲がるべき方向に向くようになり、素直にビックスクーターは曲がるようになります。
しかし、これをつかむまでには、何周何周もグルグルと8の字コースを8の字に回ったりOの字に延々と回らせれました。
もう目が回って腕も疲れてきて、音を上げそうになりました。
すると、それを見透かしたかのように教官は反対回りに延々と繰り返し回るのです(>_<)
ひー、ビックスクーターをなめていた~( ̄▽ ̄;)
いつもの教習車輌CB400の方が楽~( ̄▽ ̄;)
もう許して~( ̄▽ ̄;)
と、いうくらい回らされました(´・ω・`)
でも、そうすると、その内に力が抜けてきて、自然と曲がりたい方へ曲がれるようになります。
大事なのは、曲がっていく方を見据えて体も同じ方に向けることです。
8の字に至っては円のちょうど反対側を見据えるように徹底的に指導されました(^^;
これを延々と練習して、次のS字に進みます。
S字
このS字においては、8の字のグルグルが出来ていれば問題なく、クリアできるから、と説明がありました。
要点は8の字の時と全く同じで、行く先に目と体を向けること。
出口に目を向けること、との事でした。
やってみると、全くもってその通りだと思いました。
8の字の特訓があったため、難なくクリアできました(^^)v
クランク
このクランクも同じです。
8の字の要点と全く同じで、先に目と体を向けることです。
手前に目線を置いてしまうとそこに引き付けられる事になるので、絶対に出口に目を向けることが必要です。
クランクは特にコースが狭く感じるので、手前のコーンなどに目が行きがちですが、手前を見ると命取りになりますのでご用心…(^^;
実際に手前に目をとられたのですが、案の定、無様な足をつき停止するハメになってしまいました。
目線は出口に向けることが肝要肝要…。