取り回しについての続きです。
4:バイクの移動
基本的な操作方法を学び終えたところでいったんエンジンを切ってバイクを移動するよう言われます。
この時にメインスタンドの解除が必要になりますが、教官から教わったコツとして後ろにグイっと引いて反動を利用して前に押し出すと簡単にメインスタンドを解除することができました。
しかし、メインスタンドを解除したと同時にバイクが前に出るのでバイクを止めなければなりません。
止めるのも手じゃ止まりませんのでブレーキレバーをグッと握って止めます。
右手でブレーキレバーを一気に握るとガクンとフロントが沈み停止します。
この時に本体を支えるのがとても大変です( ノД`)
大体がこのようなブレーキの急制動でバランスを崩すそうです。
加減しながらブレーキをかけたほうが良いですね(^^;
この時に本体の重さは腕で支えようとすると無理なので、必ず腰を当てて、腰で支えるよう教えられます。
確かに、「腰で支えると全然楽」です。
このまま前方50m先にある8の字の縁まで進み手で押して8の字を描くよう言われます。
遠いな…前に押すよう言われて「うーん」と押すとゆっくりと動きました。
なんて重さだ…こりゃ大変だ!
でも、いったん動き始めるとあとは楽です。
が、しかし、8の字を描くべくハンドルを曲げてバイクを展開しようとすると、めちゃくちゃ大変です!!
なんて重さだ…。
バイクのハンドルがこんなに重いとは知りませんでした。
本体の重さは覚悟していたのですが、まさかハンドルがこんなに重いとは(´;ω;`)
意外な盲点です。
同時に思いました、バイクはエンジンで動かすべきものだと…。
これは間違った動かし方だと。
とにかく、何とかバイクを腰で支えながら曲げて8の字を描きました。
いや~、大変大変!
結構疲れました。
しかし、これができないとお話にならないですよね。
何かあったときに道路上からバイクを移動させなければならないわけですから(^^;
5:バイクによる走行
人力でバイクを転がすのはバカげていると悟ったところで、次はいよいよエンジンの力でバイクを動かすことを学びます。
エンジンの力で前進させる
次に、いよいよ、実際にエンジンの力でバイクを前進させる事を学びます。
バイクにまたがり、右足でブレーキをかけ、クラッチを握って切り離し、右手でキーを回し、ギアがニュートラルに入っていることを確認して、セルを回してエンジンをかけます。
この状態でクラッチレバーをじわ~っと離すよう指示があります。
いわれたように、ゆっくりとクラッチレバーを離すと半クラッチ状態となりゆっくりと車体が前方に進みだしました。
クラッチを握ると動力が切れてブレーキを握れば停止します。
この事を何回かやってみて、次のステップとして前方に数メートル進んで止まるよう言われます。
ゆ~くりクラッチを離すと半クラッチの状態になり、結構スムーズに前進することができました。
停止するときはクラッチレバーを握り、動力の伝達を切ってからブレーキをかけて停止します。
これくらいは何とか無難に終えることができました。
クラッチによる走行(直線、カーブ、停止)
今度は四角いコース上を半クラッチの状態から完全にクラッチレバーを離し、まっすぐ進み停止するよう言われます。
やることはさっきと殆ど同じです。
まずは、コースの直線部分で進みそのまま停止です。
クラッチを半クラッチの状態にして車体を前進させ、その後に完全にクラッチをつなぎ前方へ進めて停止します。
次には、同じように車体を発信させてカーブし、その先で停止する操作を行います。
こちらも、基本的に操作はまったく変わりません。
これを終了時間まで繰り返し行いました。
この走行で一番難しいのは、停止だと思いました。
停止する時は車体のバランスを崩しやすく、バランスが崩れると車体が傾いてしまい、そうなると一気に車体重量がかかってきて支えるのが大変になります。
何度かこのバランスを崩し、「フンッぬおおおおお!!」とこらえるということがありました。
右手で操作するハンドルブレーキ操作を丁寧に行わないとすぐにガクッと止まり、ハンドルが少しでも曲がっていようものならばとんでもない重量がかかってきます。
これは油断するといわゆる「立ちゴケ」と言われるコケかたをする可能性があります。
油断大敵です。
1時限目の教習終了
これで、1時限目の教習が終わりました。
1時限目という割には結構あれこれと詰め込まれた濃い内容だったように思います。
もらったテキストと合わせて復習しておくことにします。
次回はどんな教習内容でしょうか。
楽しみです。