今回は、前回の続きである2時限目に習ったことを記しておこうと思います。
前回の1限目は、バイクとはどの様なものか、その取り回し方と基本的な操作方法について学びました。
さあ、2限目は、何を学ぶことができるのでしょうか!
楽しみですね~(^^)
2時限目で習ったこと
一限目ではバイクの基本のキから学び、エンジンの力で前進するところまでを習いました。
今回は、エンジンの動力をスピードに変えるシフトチェンジについて学びました。
1時限目の復習(バイクの移動、エンジンの始動、クラッチ操作による前進)
2限目では1時限目で習ったクラッチ操作によるシフト操作の応用を学びますが、まずは、その前に今回使用するバイクを指定の位置まで自分で移動させます。
スタンドをはらい、よいしょっとバックさせます。
曲がる時は特に腰で支えて移動します。
次に、バイクにまたがりますが、この時にハンドルを右に切るとハンドルに対して体の正面が相対することになり、かなり乗りやすくなります。
またがったら、右足でブレーキを踏み、左手のクラッチレバーを握ってクラッチを切ります。
右手でキーを時計回りに回し、ONにします。ニュートラルの「N」が点灯すればスタンバイOKです。
右手でセルスイッチを押してエンジンを始動します。
後は右足のブレーキを解除し、クラッチを徐々に繋いで車両を前進させ、指定の位置まで走行し、停止します。
停止する際は、左手のクラッチを握って、動力の伝達を遮断してからブレーキをかけて停止します。
ここまでが、主に前回習ったことです。
シフトアップ:1速→2速
今回は、これに加えて、ギア操作をもう一段進めます。
1速から2速につなぐ練習を行います。
やり方は、まず、1速でクラッチを徐々につないで発進し、勢いがついたら、すかさず、左手のクラッチを握って、その際に左足の爪先でギアをクイッと上げて2速に入れます。
2速に入れたら、クラッチレバーを戻しクラッチを完全につなぎます。クラッチレバーを戻す操作は、1速に比べていくぶんか雑でもエンストすることは滅多にありません。
車体の重さでエンジンが回るからエンストにならないそうです。
なるほど~(^^)
シフトダウン:2速からの停止
次に、この状態からの停止を行います。
2速からの停止では、そのまま停止すると、当然ながらエンジンもクラッチによって繋がっているため、車体がストップすると、車輪の回転も止まり、クラッチを伝い動きが止まるため、連動してエンジンも無理やりストップすることになります。
つまり、エンストするというわけです。
こうならないように車体が停止する前にある程度の速度が残っているところで、クラッチレバーを握り、クラッチを完全に切り離し、ブレーキによって停止します。
この時、車体は完全に止まっていますが、クラッチがエンジンとは繋がっていないため、エンジンは空転を保つことができて、ストップすることはありません。
そして、このクラッチを切って停止する際に、左足でギア操作をして、2速から1速へとシフトダウンしておくと、次の発進の際にいちいち1速に入れてから発進すること無く、スムーズにクラッチを繋ぐだけで発進することが出来ます。
これは、便利なテクニックですね。
たぶん、バイク乗りの方は常識なのでしょうが、はじめてバイクを扱う者としてはとても役立つプチ知識です(^^)d
この操作を何度か繰り返して行きます
シフトアップ:2速→3速
1速から2速へのシフトアップ、そして、停止するときのクラッチ切り離し、ブレーキ操作。
この流れに慣れてくると、次は2速から3速へのシフトアップをするように言われます。
2速で加速してから3速へとつなぐように言われます。
まずは、教官のバイクに着いてスピードアップし、ここというスピードに達したら3速に入れます。
速度が低いままで3速に入れても意味がないのである程度の速度に達したところで、3速に入れるよう指示されます。
頑張ってついて来るよう言われますが、加速に慣れていないので2速で引っ張る加減が…(^^;
アクセルを開けすぎるとガッと体が置いていかれるし、アクセル解放が足りないとボヘーっと加速しないし、感覚で掴めるようになるには何回か繰り返さないとダメですね(^^)
でも、慣れると加速の際には特に足でバイクを挟み、一体となって加速に乗れるようになります。
これが、しっかりとできるようになると、とても楽しい~(^^)
車には無い楽しさですねこれは!
加速すると、今度は減速しなければなりません。
減速するには、ブレーキがけと、シフトダウンです。
まず、ブレーキをかけて2速のスピードに落としてから、クラッチレバーを握ってシフトダウンします。
うまく2速のスピードに落ちていたらスムーズに行きます。
2速のスピードに落ちていなかったら、エンジンブレーキがかかり、ウオーン、と言いながら減速します。
逆にスピードが落ちすぎていたらカタカタいいながらエンストしそうになります。
これを何回も繰り返してやります。