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バイク バイク免許(普通2輪MT)取得記

バイク教習日記 17(2-7 その2)時限目「唯一の学科教習」

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今回の学科教習は、車の免許を取っている者にとっては唯一の学科になります。
この学科では、バイクにかかる事故について学びます。

振り返ってみると、今までにやってきた、4回あるシミュレータ教習は、その全てが事故に直結する内容でした。
その他に回避、急制動も入れると、5時限くらいは既に事故に関する内容の教習です。

さらに、ここで、学科が加わりますので、6時限は事故に掛かる内容の教習です。
教習時間は全部で18時限目まで設定されているので、実に3分の1は事故に関する教習であると言えます。

これは、いかにバイクが危険な乗り物であるかを示唆していると言えるのではないでしょうか。
いつだって死と隣り合わせになるバイクならではの教習ですね。

これくらいやって丁度良いように思います。

習ったこと

事故に関する教習の最終項目は、バイクで事故が起きるときには、どのような要因があるのかについて討議する内容でした。
実際に教習所の卒業生が犠牲者となった死亡事故を元に話が進められるので、結構リアルな話が展開されました。

バイクで死亡事故が起きる要因

バイク事故が起きる要因は、大きく分けると以下の3つが挙げられるということです。

まずは、技量不足、次に自己の性格による要因、そして、バイク特有の要因です。

この中で特に大きな要因は前の2つです。
つまり、技量不足と自己の性格によるものです。
この2つが不全で、更にそこに雨等の環境要因が重なると一気に事故率が上がるそうです。

技量不足

ます、技量不足ですが、これはバイクの基本的な操作が適当だったり、技量に合わない乗り方をするとこの技量不足になります。

ブレーキをかける際にはガシッとニーグリップをしてからブレーキをかける。

合図は的確に出す。
法規走行をする。
安全確認を怠らない。
危険予測を怠らない。

など、バイクを操作する上で必須の技量に満たない操作をしていると危険な目に遭います。

いざという時に対処できるスピードで走行しているかというのも重要なポイントです。

視角が遮られている所に飛び込むのも自殺行為ですね。
見えないところには必ずといって良いほど車をはじめとするバイクや自転車、歩行者が隠れています。

自身の性格に起因する事故

これは、誰にでも当たる話です。

性格の良い面は裏返せば悪い面になりますので、状況ひとつで良いことにも悪いことにもなり得ます。

ただ、自分の性格の特徴を把握しておけば、多少は気の使いようも出てくるので、自身の性格の特徴は客観的に捉えて、それを元に注意するポイントを認識しておくことが大事なのでしょう。

例えば、イライラしない穏やか性格であっても裏を返せば、無頓着で危険予測が甘い、などといったことにもつながり得るので難しいところですね。

こういう場合は、自分の性格の特徴を理解して、運転するときは意識的に気を配るなどの配慮が必要になるのでしょう。
どんな性格の人でも無意識に運転していては安全運転はできないということなのでしょうね。

だから、「慣れ」が怖いということになるわけですね。

バイク特有の要因

バイクには四輪車にはない特有の性格があります。
例えば、バランスが悪い点。
2輪なので、そのままでは転倒してしまいます。
よって常にバランスをとることが必要ですが、走行中は安定しているので忘れがちです。
そんな時に急ブレーキが必要な事態に追い込まれると焦って前輪ブレーキを強く効かせてしまいロック→転倒→トラックなどの対向車にひかれて脛椎損傷→呼吸が停止して死亡。

また、他にもバイク特有の要因としては、対向車から視覚的に小さく見られてしまう特性があるため、対向車のドライバーの距離認知に狂いが生じ、交差点での右直事故で正面衝突。

また他にもバイクの大きさが小さいため、車両の影に隠れてしまい、存在に気づかれずに交差点での右直事故。

など、バイクという存在事態が持つ要因による事故がある事を学びました。

17時限目の終わり

バイクの教習では、その多くの時間を事故対策につぎ込まれています。それは、いかにバイクが危険な乗り物であるかを物語っているというものです。
2輪車の持つ恐ろしさを知ることが2輪車に乗るための条件であることはとても良い事だと思います。

バイク事故=即死
明日は我が身か…。

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